turning vane

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えふわんあれこれ

F1タイヤの供給は2010年で終了: ブリヂストン公式プレスリリース

トヨタ、F1からの撤退を発表

オフシーズンに入っていろいろと動きがでてますが、デカイのは両方とも日本の会社関連というのがなんともしょっぱいですな。

トヨタに関しては今年の前半で優勝できないと撤退という噂が出てたので、「しゃーねーなー」ってところ。
しかし勝ち方を知っているチーム/ドライバーと、知らないチーム/ドライバーってのは雲泥の差がありますなぁ。
後者はたまたま全ての条件が満たせば勝てるけれど、それはめったに起きないから、たまにしか勝てない。
前者はたとえチャンスがあまりなくても確実にいい位置にいて、勝てるチャンスがあれば確実に勝つことができるのが大きな差になってると思います。
やはりワールドチャンピオンをとったことがあるドライバーというのは、それができるのよねー。
今年のスパのライコネンとか2勝のハミルトンとか、(シンガポールはあれだけど)去年のアロンソあたりの勝ち方はさすがだと思い知らされたので、高い年俸を払う価値があったと思う。

今年のトヨタのドライバーラインナップもチームも残念ながら勝ち方を知らなかった。
どこまで行ってもいいドライバー/チームであってベストではなかったのがトヨタシステムの限界だったと思う。(トヨタは勝ち方を知っているドライバーやスタッフを獲得せずにトヨタ流にこだわった)
やっぱ2年前に全力でアロンソを取りに行くべきだったんだよねー。
つーか来年ライコネンを獲得できてたらどうしたんだろ?

しかし景気が良くなったら宣伝のために参戦、悪くなったら撤退という日本企業の体質が続くようなら、文化としてのモータースポーツはまだまだ定着しないのだなーというのが一番残念なところ。
まぁ日本の一番偉い人が鳥頭の無能だから、この先の経済情勢が読めないというのもあるからしょうがないよね。