2013年夏アニメ（3Q） まとめ
10月になっても暑いですねー
恒例の夏アニメのまとめです。
まずは売り上げから
2013年夏期放送開始TVアニメ BD・DVD1巻売上げランキング(2013/10/09更新)
29757枚 Free!
12384枚 BROTHERS CONFLICT
10982枚 戦姫絶唱シンフォギアG
*9024枚 ハイスクールD×D NEW
*6963枚 きんいろモザイク
*6650枚 ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION
*5978枚 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
*5473枚 君のいる町
*5375枚 サーバント×サービス
*4667枚 恋愛ラボ
*3902枚 超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION
*3333枚 ロウきゅーぶ！SS
*2601枚 銀の匙 Silver Spoon
*2370枚 魔界王子devils and realist
*2110枚 有頂天家族
*2072枚 ローゼンメイデン(新)
**932枚 幻影ヲ駆ケル太陽
**908枚 ファンタジスタドール
**809枚 げんしけん 二代目
**656枚 神さまのいない日曜日
**558枚 帰宅部活動記録
**455枚 犬とハサミは使いよう
**267枚 ステラ女学院高等科C3部
*****枚 キングダム KINGDOM 第2シリーズ
*****枚 ブラッドラッド
前期のうたプリ2000％に続き今期も女性向けのFree!とBROTHERS CONFLICTが1-2でしたね。
女性の購買力すごい！
これに続いているのが歌＋バトルのシンフォギア２期、紳士枠の ハイスクールD×D NEWという安定しているのも面白い。
またこららに加えて、前期から続いている進撃の巨人、宇宙戦艦ヤマト2199、とある科学の超電磁砲Sなどの２クールもの作品たちもあるので、売り上げから考えるとかなり粒ぞろいのシーズンだったと思います。
まずは個人的に面白かった作品たちの感想
森見登美彦作品はアニメと相性がいいですね
丁寧に作るP.A.WORKS制作の持ち味とマッチしていい作品になりました。
笑いあり涙ありの家族もので最後はほっこりします。
原作ではわりと長めの女神編をでしたが綺麗に終わりました。
話的にも従来の恋愛ゲームのパターンから一歩進んだものでしたし、
最終回の失恋のシーンは演出もキレキレでよかったです。
ゆるゆりスタッフによる安心の料理という感じでとてもよかったです。
キャラクターの関係性の変化やドラマの作り方など楽しませる要素をちゃんと
押さえてました。
これは原作がよく出来ているからできることですね。
まさかメガネ先輩があんなに美味しいキャラになるとはｗ
テーマ的も話的にも面白い話でしたが、最終回のカタルシス不足でした。
あの総集編は制作の進行が思わしくなかったので差し替えたのかなぁ？
とはいえ、テーマ的に挑戦したことは時代性にマッチした面白いものなので、
その価値は高いと思います。
公式さんのほうでもいろいろ匂わせているので、いろいろ補完を期待しています。
売り上げTOP5の感想
さすが京アニ
やりすぎず、やらなさすぎずの腐女子チューンのバランスがよかった。
話は普通だけど演出映えする展開も自分たちの力をよくわかっているなと感じます。
今までの京アニのノウハウがよく活かされた作品でした。
シスプリ男版なので最終回はハーレムになるのかなと思っていたら
ヒロインが兄弟を振って回るという展開にびっくり
こりゃすげぇ！
歌唱系女の子バトルもの
金子彰史の脂っこいコテコテの味付けを楽しみたい人にはお勧め
ただ2期は構造的に難しい話をやろうとしてgdgdになった感じあり。
マリアさんは本当に機能しなかったもんなぁ。
おっぱいおっぱい！
おっぱい紳士枠アニメ
2期もそのコンセプトから外れることなく
おっぱい！部長大好き！＼ブースト／
という要素をまっすぐ貫き通してくれました。
ストレスがないハーレム系バトルもの娯楽としてよく出来ているのではないでしょうか。
日常系微百合4コマアニメ
おもしろいというよりは微笑ましいという表現が正しいか
キャラクターもかわいいし楽しそうなのがいい
ヘーイ！テイトク－！進捗イカガデスカー？
春期2クールまとめ
1期同様オリジナル編になると少しだれるけど最後はちゃんと盛り上がりましたね。
特に最終回がよかった。
いろんなキャラに見せ場をつくるためにちゃんと前振りがあるし丁寧に作れられているので売れるのはよくわかります。
3期も期待というか見たいです。
時代性を考えるとこういうチューニングが正しいんだなと思わせる出来でした。
細かいところまで神経が行き渡ってましたね。
女の子も多くてエロかったし！
逆に言えば、設定屋さんは設定を優先させてドラマ的な盛り上がりを作るのはあまり上手くないということですが…
全編新作の映画に期待
進撃の巨人
こちらはブームになりましたね。
話的には「俺たちの戦いはこれからだ！」で終わりましたが、原作未完だからしょうがない。
終わったあとに考えるとこの話は設定が時代性を表していたのが良かったんだなと思います。
言うなれば現代のエヴァンゲリオン
特に巨人の発想元であるのが「日本語は通じるのに話が通じない酔っぱらい」という話を聞いて、それは怖いわーと納得しましたｗ
戦隊モノ風ロボアニメ
戦争やら人間関係やらがイマイチ未解決のまま終わってしまった。
カタルシス不足
戦闘シーンは超高速でガシガシ戦ってくれますが、速すぎて何やってるか分からないのもなぁ。技術はすごいんだけど。
2期やるっぽい？
原作のよさを活かしたアニメでした。
深夜飯テロアニメ
2期も決定してますねー
ロリ！百合！バトル！
バトルシーンも工夫があってよく出来てました。
2期も決定しているし原作は盛り上がるところみたいなので楽しみですね
いけ好かないイケメンと魅力のないヒロインでどーすんだろーと思っていたら
千早さんの「ざまぁ」の一言でスッとしましたｗ
なんだ、みんな同じことを思っていたのか
この人の話は主人公たちは魅力がなくて、周囲の人の恋愛事情のほうが面白いという
Workingからまったく変わっていないのでそういう芸風なんだろうなぁ
Working3期はよ！
巻かなかった編おしまい！
1クールでやるにはいいところでしたが、本篇に戻るこの後はやれるのでしょうかね？
ちょっとブームを逃しちゃった感じがあります。
こちらもコンセプト通りのスポ根ロリコンでしたね。
やはり予想どおり新キャラに魅力がないという結論に…
あと男の娘というかオカマが気持ち悪い気持ち悪い
コンセプト通りのほっこり系作品なので特にいうこともなくという感じ
これがけっこう売れたのでびっくりでした。
やはりグチョグチョ系の恋愛ものって何時の時代もそこそこ需要があるんですね
人にはお勧めしないマイナーおもしろアニメのコーナー
一部の好事家のための特殊な面白さのアニメたち
い・ま・よ！ﾌｧﾝﾀｼﾞｯｽﾀｯﾄﾞｰ(ﾍｲｯﾍｲｯ)
TCGバトルの皮をかぶった狂気のアニメ
バトルシーンにちらほら出てくるギャグなのか真面目なのか狂気なのか分からない
技の数々が見ているほうを混乱とよく分からない楽しみを与えてくれますｗ
うずタンクとか
列車砲とか
しかも撃つ時はなぞのドラムロールとか
なんなのかよくわかりませんｗ
そのくせ設定はガチSFでつくってあるんだもんなぁ
キャラもかわいいしいろんな意味で面白い作品でした。
低予算棒読みアニメだと思ってたら、へんなところで凝った作りをしている番組でした。
やりたい放題やってるくせにちゃんと伏線とかはってあったりとか、後の回で回収したりとかで、一度気がつくとだんだんクセになる面白さがあります
分かりにくい声優ネタとかどうすればいいんだよｗ（アザラシの中の人はゴーカイイエロー）
GJ部同様日テレアニメは不思議な魅力がありますね
それではみなさんお待ちかね－！クソアニメGPのコーナーだー！
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 THE ANIMATION
やはり人狼ものはアニメとかテレビでやるには面白さがスポイルされるので
ダメだなぁ
あとモノクマがゲームマスターのゲームはやりたくないと毎回強烈に思うのです。
この人GMに向いてないよ
犬要素と小説要素とはさみ要素がまるで咬み合わない
ダメなラノベものという感じでした。
勢いで押し切るには勢いもないしなぁ
原作のダメさとGONZOのダメさが合わさったハイブリッドクソアニメでしたｗ
腐女子ダメネタだけの話なので1人で見ているとダウナーになります。
アニメを見ながらあるあるネタで盛り上がるにはいいけど、それだけなんだよな
クソアニメをたくさん見てきましたが、
今までのクソアニメが方向を誤っただけで一応プロの仕事だったんだなと
痛感させられた作品でした。
まさか脚本も演出も作画もダメ！
ダメの塊みたいな作品があるとは…
調べてみると監督が演出も絵コンテも進行もやったことがない素人で、
シリーズ構成を置かないという座組から失敗しているプロジェクトだったので、さもありなんという結論です。
内容もサバゲーがやりたいのか私小説みたいな話がやりたいのか部活ものがやりたいのかはっきりしていないし、キャラクターはブレブレだしで演じている声優さんが
可哀想になってくるヒドさでした。
主力が抜けたガイナックスはダメな仕事しかしないなぁ。
まとめ
売り上げ的にも内容的にも多岐に渡っていて意外に豊作だったシーズンでした。
個人的には大ヒットはなかったものの、最終回まで見てよかったなぁと思える作品がいくつかあったので面白かったです。
