2016年秋アニメ(4Q) まとめ
あけおめ
前クールは質が高いシーズンでしたね。5,000枚以上売れた作品がかなりありました。
■2016年秋アニメ1巻売り上げ
35,589 ユーリ!!! on ICE
20,632 刀剣乱舞 -花丸-
11,546 ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校
*9,860 DRIFTERS
*8,026 文豪ストレイドッグス 第2クール
*7,489 響け!ユーフォニアム 2
*6,417 WWW.WORKING!!
*5,646 夏目友人帳 伍
*4,871 ViVid Strike!
*3,970 聖闘士星矢 黄金魂 -soul of gold-
*3,412 マジきゅんっ ルネッサンス
*2,565 終末のイゼッタ
*2,203 SHOW BY ROCK!!#
*1,612 魔法少女育成計画
*1,223 ろんぐらいだぁす!
*1,291 灼熱の卓球娘
*1,180 Lostorage incited WIXOSS
*1,008 ガーリッシュナンバー
*1,003 おくさまが生徒会長!+!
**,929 Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-
**,843 うどんの国の金色毛鞠
**,805 ドリフェス!
**,788 ステラのまほう
**,715 競女!!!!!!!!
**,603 私がモテてどうすんだ
**,595 学園ハンサム
**,343 ナンバカ
うたの プリンスさまっがまだ発売してませんが、上位に食い込んでくると思われるので、上位は女性向けが席捲することになりそうです。ドリフターズはBOX売りですがかなり売れました。さすがBOX!ジャスティス!
WORKINGはシリーズにファンがいるらしく安定した売上です。売れないと思われているラブコメでもしっかり売れてますね。聖闘士星矢も黄金聖衣商法が美味いということが分かる数字が出ています。感覚的には1,000枚台の売上が一昔前の3,000枚くらいの感じだと思います。作品数も増えたし配信などのからみもあるので、円盤の数字だけでは論じにくいところですね。それでは各作品に関する短評など
飛び抜けた出来の素晴らしいアニメ
すばらしいクオリティの作品が同じ時期にやる奇跡!
この4つはどれも素晴らしいアニメです!
世界女王と同カップリング!というパワーワードを産んだ男子フィギュアスケートもの。
キャラクター造形、ストーリーの運び、演出とスケートシーンのどれも素晴らしく、女性へのサービスシーンも盛り沢山でよく出来たエンターテインメント作品でした。
特にスケートのシーンは、試合を見ているような緊張感を味わえる素晴らしい出来で、見ていて思わず歓声を上げてしまったりしていました。
しかも1話で6人のスケートシーンを手描きでやりきったというのもすごいです。
唐津にも新しい観光のネタができて良かったですね。
県大会決勝戦を10話で描いた3期シーズン。
毎週30分があっという間にすぎるすごい見ごたえでした。
駆け引きや攻防の熱さ、そしてチームのコンセプトの違いなどを丹念に描くことで引き締まった試合になりましたね。
烏養先生については本当に残念でした。
またいつかこのスタッフでハイキューの新作を作ってくれることを期待しています。
コンクール終了!
コンクールよりもコンクールに至る人間関係を中心に描いてきた2期シーズンでした。
大人数の吹奏楽部を描くだけでも大変なのに、スーパーハイクオリティな作画と演出で京都アニメーションの面目躍如といった出来でした。
最後の大オチできれいに回収したので、たいへん満足感の高い良い作品です。
で、いろいろ省かれてしまった秀一くんとの久美子ラブストーリーはいつやるんですか?
吉良吉影との死闘を描いた第4部を3クールかけて映像化しました。
グレートな作品ですよ、こいつは!
3部までのパワー一辺倒の戦いとは違い、新しい切り口でのスタンドバトルは楽しかったですね。スタンドが強くても頭が悪かったり、弱いスタンドでも運用しだいでは恐ろしかったりと荒木先生のキャラクター造形はマジ素晴らしい!
音楽やキャストの熱演もあり、マジでいい作品だったと思います。
さぁ5部来いよ!
これもけっこういい作品なんですよ!
ヒメサマー
戦争、魔女、国際情勢といった難しい要素がてんこ盛りでどうなるかと思っていましたが、ちゃんと着地しました!
早見沙織の熱演やイゼッタvsゾフィーの魔法戦もあり見応えがありましたね。アクションシーンのアイディアや動きがよく出来ていて、さすが亜細亜堂や!と毎週関心していました。
特にBD封入特典のエイルシュタット国債(プレゼント抽選券)のおかげで、「エイルシュタットの首都が…占領された!おれの国債はどうなるんや!」みたいなライブ感覚溢れるプレイをしながら見ることができたので、国債のアイディアを思いついた方と握手したいですw
マニア向けな作品ではありますが、個人的にはツボで好きな作品です。
英雄異世界召喚モノというか部隊運用モノといったほうが正しかった作品。
FateがノベルゲームならドリフターズはSLGというのがしっくりきます。
ほぼ顔見せ編だけで終わってしまいましたが、個性的で楽しいメンツがどんどん出てきたので楽しい作品でした。
これかもっと面白くなるんだろうなーというところで終わってますが、原作にかなり追いついてしまったので仕方がない。
そのうち2期がやるかハリウッドあたりで映画化するか楽しみにしていましょう。
そうそうEDのギターに聞き覚えがあると思ったら、LUNASEAのSUGIZO先生作曲でした。
とにかく登場人物がひどい目にあうクソレズTCG販促アニメ
ちーちゃんがやりたい放題やってたあたりが最高に面白かったです。
最終回はオーネストの使い方が上手かったなー
キャラが暴れまわって最後になんか落ち着くところに落ち着く話って好きですよ。
通称咲卓球。
咲的能力で卓球するスポ根もの。しかもレズ。
話は安定してるし試合のシーンはよく動くし、OPは途中でダイジェストが入るレイズナー方式だしでけっこう良く出来ていました。
もうちょい宣伝費か知名度があればねぇ…
オンナ尻相撲ハイパー版。
回を追うごとに頭のおかしさが増していきます。
すごい、なんでこんなアホなこと思いつくんだ(褒め言葉)
出落ちかと思いきやしっかりスポ根の構造を作っていたので、きちんと見られる作品になってました。
惜しむらくは作画が力尽きたことくらい。
海外でバカ受けしているらしいので、なんとかペイして欲しいなぁ。
辞書編纂モノ
豪華声優陣でしたね。
とても丁寧に作ってあったので実写版と比較してもいいくらい。
差分確認とかは今の時代だともう少し楽なので時代設定を明らかにしたほうがよかったかも。
わりと楽しんだよ
きれいにまとまった佳作
テーマも家族愛としっかりしているし、ゆまちんという飛び道具もいたしやるべきことはしっかりやった感じです。
地味ながらいい作品ですよ。
いろいろ頑張っていたのですが、1期とあんまり代わり映えをしない話をしたのでイマイチ受けが悪い作品になってしまいました。
キャラクターを増やす方向に行ってしまったので、キャラカワイイ!では見づらかったしねぇ。悪くはないんだけどやっぱり2期は難しいねぇ。
かっちり押さえるところは押さえた良作。
ライバルユニットのKUROFUNEの片割れの中の人がディエンドと知った瞬間「やっべー最高を超えてるわー」と評価がうなぎのぼりになりましたw
アイカツと姉弟作品なので斧がでてきたのはご愛嬌というところか。
きらら的にはにゃーとゲームを作るだけかと思っていたら、後半になってたまちゃんが攻めに回ったりクリエイター的悩みに突き当たったりと頑張った作りになっていました。
アイリス先生は最後まで美味しかったです。
とりあえずEDの曲が早く欲しいです。
最後にきっちりと帳尻を合わせた作品。
期待して見ないと面白いという微妙な立ち位置です。
世界観はもう知ってるし、ストライクウィッチーズの途中の話なので世界に大きな影響はあたえることはできないので、大半がキャラ紹介になっちゃったのがその原因。しかもひかりちゃん、ニパ、菅野が優遇されちゃったからなぁ。
全体としては悪くはないが良くもない作品でしたが、トライスラッシュ社のCGは本当に質が酷かったので別の会社にして欲しいです。
オチもきっちりと業が深いまま終わった腐女子ロマンス。
あるあるー的な感じをメタ的にみせつつきっちりとラブコメにしているのは偉いです。
実はまだ終わっていないんですが、素人が自転車沼に沈んでいくという作品の根底はよくわかったので満足です。
作画がよくちゃんとスケジュール通りに進んだらもっと売れたんじゃないかなーほんともったいない。
なんとも盛り上がらない展開ですが、それっぽくはなったのでこんなものかと。
中の人達の中国でのライブは上手く行ったそうなのでよかったよかった。
ショートアニメ
ソシャゲ販促になってるんだかなってないんだか分からないけど、デッドボールぎりぎりを攻めたことだけは評価しますw
こういうのが作られるのはいいよね。
女の子がトレーニングするだけでなんでこんなに素晴らしいのでしょうか。大変良いと思います。
クソアニメGP2016秋
中国モノなどの以下の作品は視聴脱落のため選外としました。
Bloodivoresは相当すごかったらしいのですが見なかった…残念!
1がリナンは1008枚だガハハ!
クソみたいな性格のちーさまが業界をそのまま渡りきる話かと思いきや、ハンパに落ち込んで反省して褒め称えられて終わるというクソみたいな話でした。
日和るくらいなら最初から「それが声優」みたいな話にしろや!
これならアニキを主人公にしたほうがナンボか面白いぞ。
夏アニメなのに1話から放送しなおして、同じ制作会社のろんぐらいだぁすに大迷惑をかけたあげぐ、なにがしたいかさっぱり分からない話だったという救いのない作品。
スタジオオリジナル作品+初監督作品+知らない脚本家は死亡フラグだからやめよう!
話のためにキャラを無理やり動かしているなのは1期の焼き直し。
天才と凡才というテーマになるかと思えば、結果的にリンネは中島ジムに3連敗で天才とはなんぞやという感じだし、フーカの固い拳という才能に負けただけなので、やっぱり才能だよというクソみたいなオチでした。
なんだこれ?
シリーズが進むごとにできることが少なくなるのは面白くないし、キャラが増えて収拾つかなくなるのは原作者が悪いし、可哀想話も全然回収されなかったのでダメさだけが目立ちました。
やはりなのは1期は新房監督が上手かったんだなと確認。
ただただ魔法少女が雑に殺し合うだけのクソみたな作品。
13話で16人魔法少女がいたらキャラが立つどころか適当に死ぬだけですわ。
そもそもこの手の話はゲームマスターがルールをほいほい変えないで、キャラを誘導して主人公を悩ませた上で決断させないといけないのに、ルールはすぐ変えるし主人公は何もしないしで、納得もカタルシスもない作品でした。
声優陣は良かったし作画も頑張ってましたが、原作がどうしようもないのでどうにもなりません。
クソアニメGPはビビストとまほいくのどっちにするか悩んだのですが、僅差でまほいくが受賞しましたー!
ラ・ピュセルたんという天下を狙えるキャラを要しながらまったく使い切れなかったのは本当にもったいなかったですね。
2017年はどんなアニメに出会えるのでしょうか、たのしみですね。
サヨナラ、サヨナラ