turning vane

考察や書き残したいもののアーカイブ。二次元とか速いものが多め 個人的かつ趣味の文章です。アフィリエイトブログなどへの転載禁止

キースしてぐーばーい

とらドラ!:人気ライトノベルがアニメ化 50万部
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080410mog00m200013000c.html
アニメ化前のラノベにしては良い感じだな。

7巻を読んだ感想は「舞浜サーバにリセットがかかるのかー」でした。
関係をリセット!って表面上は言ってても、今までの積み重ねがモノを言うんですけどねw
ttもそうだったけど、三角関係、四角関係の話はキャラクターの成長という要素でごまかさないと負けた派閥の人が納得しないからその辺をしっかりとやらないとねーw
みのりんの家庭も全然描写されてないし、つぎはばかちーのターンのはずだし、
もう一波乱二波乱くらいは演出してくれそうで楽しみです。


谷川流の学校を出ようシリーズを読んだ。
実験作的というかこれの反省がハルヒに生かされてる感じ。
むしろハルヒにある「売ろう」という感じがあまりなかったので、谷川流の芸風がわかりやすいと言った方がいいのかもしれない。

彼の話は構造はよくできてるけど、お話的にはその設定を消費するだけのタイプ。
だからつかみは覚えてるんだけど話のオチは覚えてないんだよねw
彼のお話の作り方ではキャラクターの設定を消費しちゃうだけだから成長とかキャラの変質とかはあまりできないんだよね。
だから短編向きであって、続編を求められると一番厳しいかもしれないw

んで、構造が良くできていてシチュエーションに溢れるってのは、ある意味で一番みんなの想像力を刺激するのね。
つまりみんながその設定だけ使って、あとは好みのシチュエーションでお話を作るってのが同人的に一番盛り上がるパターンなわけだ。
これ、たぶん最初はエバがたまたまそうだったんだけど、ハルヒもこのエバ的な構造を故意に取り入れてるから大ヒットしたんだな。

多感な思春期とか超常的な力とか光の巨人とかそんな表面的な要素じゃなくて、構造的なところを同じにして仕掛けるってのは初めてかもしれん。
消失長門なんて作者自らが同人的なシチュエーションを提供してくれるんだからすごいよなぁ。

たぶん彼の非凡なところって話の構造的なところを作るところと器用にユーザーのことを考えたシチュエーションを用意するサービス精神があるところで、その辺がきちんと売れる商材を作り出してる気がする。
その代わりあまり目新しい要素は少ないのかなーなんてことをぼーっと考察してました。
さて第何回目のハルヒ考察なんでしょーかwww
まーふと思いついただけなんで考察には3分もかかってないんですけどねw

どーでもいいが、ゼーガのwikiに載っていた
>本作は『ガサラキ』を手かげたサンライズ第9スタジオが母体となり製作されている。

というくだりに絶望した!
おいらが好きなモノってことごとくどっかに繋がりがあるってどーゆーことよwww