うちの孫娘がほんとにバカでさぁ〜
「時をかける少女」の細田守監督の最新作「サマーウォーズ」を見てきました。http://s-wars.jp/index.html
公開二日目だけど、レイトショーなら平気だろーと思って見に行ったら席は満席。とれた席は一番前の左端><;
画面全体がちゃんと見えないし歪んでいるので、映画が始まる前に最後尾で立ち見をすることにしました。
結果的にはこれが大正解。
高い次元でバランスが取れている良い映画でした。
あんまり予備知識を入れないで見に行ったので大家族のドタバタものだと思っていたら、ちゃんと主人公が行って帰ってくる話になっていた。
設定は突っ込みを入れようと思ったらいれることができるんだけど、「この世界ではそーゆーことになっている」と理解できれば特に違和感なし。
テンポの緩急の付け方のうまさと切り替え、飽きさせない見せ方など全体の構成のうまさに感心。何分かに一回ちゃんと笑えるところを用意してるのできちんと観客を意識してるのは偉いと思う。緊張と弛緩のタイミングをコントロールすることに関してはこのレベルでできる監督はなかなかいないかも。
ストーリー的にも中盤の切り替えはすばらしかった。
アレがないと後半がぐっちょんぐっちょんになっちゃうし。
世界の危機と解決方法をこんな形に落とし込むのかーとちょっと見ながら感心。まぁ冷静に考えたら類例はいくつかあったけど。
声優はドラマ/舞台系の人だらけなので、アニメ畑から見るとちょっと棒っぽく感じるかも。
ヒロインの子は時かけのときのヒロインと声もしゃべり方もよく似ている気がした。
おばあちゃんは中の人まんま。ここはさすがに違和感がなかった。
あと長井一郎が押さえとしていいポジションにいて、全体を引き締めているのでキャスティングはちゃんと考えられているんだなーと感心。
小ネタとかアイテムとかの使い方が上手かった。
あとFD!
氷冷のスパコンってこれかw
http://www.nec.co.jp/hpc/sx9/index.html
ときかけに比べたらお金がかかってる感じがした。
やはりちゃんと認められるってのは大切だねぇ。
全編みたあとだと、山下達郎の歌がじわーっと効いてくる。
全体としては押さえるところを押さえた良作。
いろいろちょっと物足りないくらいだけど高次元でバランスを取っている感じ。
湾岸でたとえるとヤマモトスピードってところか(おぃ)
派手さとかドンパチの外連味とかないから、そーゆーのを期待して見に行くとダメかも。
個人的評価としては立ち見でもちゃんと正面から見て大正解の映画だった。画面の情報量とか画面の左から右に使ったりとかが多かったしね。
あと最初の5分くらいは集中してちゃん見られなかったのでもう一回見に行ってもいいかもしれん。誰か行く機会があったらついて行くかもw
あと完全に歪んだ僕視点では「東のエデン」の対極にある映画と感じたのが大変面白かったw
最近は花札やら麻雀がやりたくなって困るw
次の聖地巡礼のネタは咲&サマーウォーズツアーで長野?www
あと時かけのヒロインの中の人の好物の長崎名物「かんころもち」を調べてみたら美味しそうだった。夜中にうまそうな物を見せないでいただきたいw