2015年冬アニメ(1Q) まとめ
世間はGWになろうというのに、やっと冬アニメのまとめです。
デレマスさんの発売が遅めだったのでここまでずれちゃったんですけどね。
うりあげー
○2015年冬期放送開始TVアニメ 累計平均ランキング ***=非加算
23,575 01/06 艦隊これくしょん ~艦これ~
15,687 01/09 黒子のバスケ 3rd SEASON
13,530 01/05 THE IDOLM@STER シンデレラガールズ
10,169 02/07 冴えない彼女の育てかた
*9,199 01/06 ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編
*8,242 03/06 蒼穹のファフナー EXODUS
*7,969 01/06 美男高校地球防衛部LOVE!
*7,479 01/05 ALDNOAH.ZERO (第2期)
*6,616 01/06 DOG DAYS''
*6,082 02/06 デュラララ!!×2 承
*5,964 01/06 新妹魔王の契約者
*4,254 01/08 暗殺教室
*2,930 01/06 東京喰種√A
*1,466 01/06 アブソリュート・デュオ
*1,367 02/03 神様はじめました◎
**,975 02/06 ローリング☆ガールズ
**,952 01/06 聖剣使いの禁呪詠唱
**,918 01/06 ユリ熊嵐
**,879 01/06 銃皇無尽のファフニール
**,776 01/06 探偵歌劇 ミルキィホームズ TD
**,739 01/05 ISUCA
**,512 01/06 純潔のマリア
**,472 01/01 血液型くん!2
**,330 01/06 戦国無双
**,*** 01/01 みりたり!
--,--- 00/06 少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 50-
--,--- 00/06 幸腹グラフィティ
--,--- 00/01 キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎
--,--- 00/01 ドアマイガーD
--,--- 00/01 デス・パレード
--,--- 00/01 夜ノヤッターマン
--,--- 00/04 Go!プリンセスプリキュア (BD:0巻/4巻、DVD:0巻/16巻)
--,--- 00/01 ぱんきす!2次元
--,--- 00/0* みんな集まれ!ファルコム学園SC
冬アニメは例年、低迷しやすいですが話題作が多くてわりと売れているものが多い印象。
特に話題作の艦これ1位ということで、さすが原作がマニア受けしているのは違うなーという感じですね。
デレマスはアイマス系ということでゲーム同梱版のG4Uパックはカウントされていません。実売2.5000~3.000くらいなんでしょうか。
特筆すべきは前クールから始まったSHIROBAKOがじわじわと売上を伸ばして、12000枚くらいで安定していること。売上が安定しているということはきちんとしたファンが多いということですね。
あとは黒子と美男高校のような女性向けが強いなーという印象。
ラノベ四天王は、あーうんって感じでした…。
クールの総括はこんなところで、各アニメの感想や短評など
追記
デレマスのBD、DVD、G4Uパックの合計の売上が37,871ということでした。
久しぶりにすごい数字がでたなー。
注目作からー
アイドルマスターシリーズのソシャゲー原作。
脚本やキャラクターの描写にものすごく気を配って作ってあるのがポイントです。さらにゲームの基本カップリングではなく、基本からずれたユニットを組ませることにより、ユニットの魔法(byアイカツ)でキャラクターの掘り下げができていた。この作りは穏やかじゃない!
おかげでゲームのほうの総選挙でも前川さんが2位食い込む躍進っぷり。愛されキャラになったのぉ。
惜しむらくは万策が尽きちゃったので、総集編がはいっちゃったり、いいところで終わっちゃったりしたこと。
結果的に分割2クールになってしまったけど、いい方向に転ぶパターンじゃないでしょうか。ブームも長続きするしね。
後半も楽しみです。
アニメ制作もの
業界ものというのは基本的に面白いものですが、これはとびきりよかった!
創作の苦労や喜びが描かれているので、制作とか開発とかやっていると「あーあるある!」という感じで共感しやすい作品でした。
またあえてカーチェイスをいれたり、ゴスロリ様のような不思議キャラをいれることでリアルに寄せすぎず、エンタメとしてのバランスを心がけていることに感心しました。
原作者は神だよね、うん…(遠い目)
内容も無駄がなくよく構成されており、キャラクターも実在の人物のモデルに事欠かず、しかも奇人変人が多い業界らしく無駄にキャラが立っているので見やすくて面白い作品です。
じわ売れで各巻が平均12000枚売れつづけているというのは固定ファンがきちんとついていて内容も支持されているということでしょう。
アニメの製作工程を知れたことも個人的にはよかったです。
ほんといい作品でした。
音楽ものというか音楽家もの
いろいろな体験が音楽を豊かにするといいますが、まぁ出会いと別れもそうなんでしょうな。
キャラを丁寧な演出でしっかり見せてくれました。
原作派も満足しているらしいのでよかったよかった。
特撮で長く続いている牙狼シリーズのアニメ化
脚本に小林靖子に迎え最後まで面白かった!
話が面白い牙狼最高!
2クールのおかげでシリアスはがっちり、たまにギャグ回もきちんと入れられて話の緩急も出てきたし、最後にちゃんと盛り上げられたので大変バランスがよい構成でした。
パチスロマネーの豊富な資金力のおかげで、バトルシーンのレイアウトも凝っていたしなによりかっこよかったです。
レオンとアルフォンソの黄金の鎧の取り合いなどのギミックでアクセントがあったしお父さんがかっこよかったし、まさかのエマさんヒロイン化など見どころもたくさん。
実は一番のダークホースかもしれません。
長い長いインターハイ3日目がやっと終わった…
途中から間延びしてしまったけど、話自体は面白かったです。
キャラクターをある程度だしても、競技の特性上、最後の盛り上げどころでキャラをどんどん減らせるというのは話作りの構成とピッタリあっているのがいいですね。
ファンタジー異能バトルもの
安定したキャラと話運びで安心して見ていられました。
少年誌はこうだよなー的な感じ。
ただ副作用として久野さんの声を聞くとホークの顔が頭をよぎりますw
ずいぶん昔に読んで話を忘れていたので、大変面白く見てました。
原作ファンにはなんかいろいろ言われていたようですが、ボクはちゃんと面白かったです。
やはり名作は時代を超えても面白いなぁ。
中世の魔女もの。
「私は神にだって従わない」(意訳)
中世の戦争シーンはかっこいいし、マリアは処女妊娠したいいオチだったしでわりといい作品。
やはりちょっとキャッチーじゃなかったのかなぁ。
修道士とマリアとの問答とかあちらにおける神の立ち位置とか面白いネタがたくさんあるんだけど、たぶん日本では一般的ではないのでそのあたりも受けが悪かったのかもしれない。
中世とかそのあたりが好きな人にはおすすめ。
ガウガウ
ユリでクマで透明な嵐な感じ?
輪るピングドラムでずいぶん反省したのかキャラがどうなったかは分かりやすいオチにしてくれました。
どんな作品?と聞かれるとわりと説明しずらいので、幾原作品が好きなら-って感じでしょうかね。
ガウガウ
深夜飯テロレズ話。
友人もできてご飯も美味しく食べられるようになり、無事に高校に進学できました。
惜しむらくは椎名さんの出番が少ない時期におわってしまったことでしょうか。
音楽が素晴らしくよかったアニメでした。次回予告のテーマ大好き。
実写版幸腹グラフティをやるなら森野きりん役はぜひ広瀬すずでお願いします!!
なんかふんわりとした感じで着地しちゃった作品。
超兵器vs個人の才覚で戦う話なんで個人的にはわりと好きな作品なんですが、人に薦められるかというとちょっと…ってなっちゃいます。
物語よりもキャラを大事にしすぎちゃってカタルシス不足になった感じかも。
スレイプニルの最終決戦仕様とか大好きなんですがねー。
まさかのユキ姉ENDで一部の好事家大喜びでした。
いいよね、ユキ姉
新人監督が悪い手抜きの仕方を覚えて作っちゃったような作品になっちゃいました。
ガンプラを作る面白さもうまく描写できなかったし、3人組のバトルもあまり機能しなかった感じ。
一番よかったのって最終回のタイマン対決しているあたりだった気がします。
時間がない&監督交代でかなり大変だったと思うけどキャラもうまく掘り下げられなかったし、話的な盛り上がりもうまく作れなかったのが残念でした。
とりあえずOVAを作るらしいのでそっちを頑張って欲しいですね。
あー失速しちゃった-(第一声)
悪のヤッターマンを倒すドロンジョ様たちの子孫で、従来のヤッターマンの構造を破壊するかと思ったんだけどやっぱりドクロベー様がラスボスででてきちゃったよ。
タツノコはヤッターマンを汚すことができないもんね、仕方ないよね。
また万策尽きちゃったっぽいので、タツノコは最後まで走り切る体力をなんとかつけてください。
ガッチャマンクラウズに期待してます。
男子校版変身魔法少女もの
腐な方々がわりと食いついたとか。
中身はわりとふつーでした。
新キャラをだしてその設定を消化するだけになってしまった3作目。
安定しているといえばそうだけど、すっかり手癖で作るようになっちゃったなぁという印象。
廃ゲーマー主婦が最後にでてきて全部持っていった印象。
ある意味リアリティがあるw
花ゆめ案件その1
和風ファンタジー
仲間集めが終わったところで終わっちゃいました。
これからおもしろくなるはずなのにーという感じ。
2期は難しいだろーねー
花ゆめ案件その2
ヒロインとイケメンの関係の気持ちを再確認するだけだったので、面白い話になることもなく微妙な感じ。
またか!的パターンになっちゃったのも良くない。
王族のアンジュちゃんが最下層まで落とされてから新しい国を建国するまでになりました。
品はないがエンタメに徹していた作品。
こういうのも悪くないよね!
ラノベ四天王
ラノベ原作アニメ+名誉の場です。
学園異能ファンタジーものが5作品もあり、始まった時はどうなるかと思いましたがなんやかんやで差別化されてきた感じです。
思い…出した!
学園異能バトルものその1
前世を思い出すと必殺技が使えるぞ!前世の嫁が強すぎて前世の妹はすっかりペットだ!
ジュエルペットサンシャインの監督らしく、どことなくカオスな感じが漂う実況案件です。
みんなで見ると楽しいよ!w
学園異能バトルものその2
ま た 櫻 井 ラ ス ボ ス か !
デュオで戦うんだけどなんかデュオ設定がいらないというか、学園でバトルがイマイチ相性が悪い感じがダイレクトにでている感じ。
金髪金持ちのリーリスちゃんが作者にも男の子にも最高に都合がいい女の子で、最高でした
学園異能バトルものその3
もののべーって感じだけど、途中からもののべちゃんいらなかったよねー。
エロ系
義理の妹が魔王で主人公が勇者でエロいことしながらバトルして女の子ハーレムだぜ!
そして圧倒的杉田の存在感!
ラノベ四天王最高の売上でした。
そして2期決定!
退魔師の女の子×ブースターの主人公の典型的パターンの話。
木戸ちゃんがヒロインのB級アニメでしたー。
ギガンティックよろしく退魔師の女の子同士で取り合ってくれたらなーと思ったけど、それって絶対少女の同人誌やー!と気がついたのでした、うーん。
同人ゲームを創ろう!
綺麗な岡田斗◯夫がまわりの創作系女子をハントしてゲームを作らせるお話。
キャラクターを集めるところで終わった典型的おれたたエンドでした。
見どころは先輩のストッキングと、先輩とえりりの掛け合いくらい?
とりあえず作画は素晴らしかったです。
池袋カラーギャングもの
結局最後まで見るコツが分からずセルティさんが活躍していることしか理解できませんでした。
分割2クールだねー
5分アニメとか女性向けとかいろいろ
gdgd妖精の人が監督なので、いつもの通り声優さんのひどいアドリブを楽しむ5分番組でした。
5000枚売れたら映画化ですってよ!みんな買おうぜ!!
勢い系ミリタリー女の子5分アニメ
毎回ぶった切られるEDの武器解説が好きやったでー。
モブキャラ主人公がバイクで全国を回ってバトルしてロボがでてきて宇宙人が宇宙に帰るお話。いろいろな要素を盛り込もうとしてちょっと欲張りすぎた感じでしょうか。音楽がブルーハーツのカバーなのがおっさん世代に受けてました。
ゲーム原作、戦国武将バトルもの
なんか地味なまま盛り上がりもせず終わってしまった感じ。
とりあえず大阪夏の陣までやりました。
史実通り 完!
クソアニメGP
やりたいことも設定もふわふわしたまま突き進んで失敗したダメプロジェクトの典型例のような作品。
日常もギャグもシリアスもバトルもやろうとしたのでまとまりがなく、芯もなくガチャガチャとした感じになってしまいました。
その芯となるべき主人公視点の 提督を画面に出さないという判断も、物語の説得力を欠き感情移入もできない散漫なフィルムになってしまった原因だと考えます。
また主人公格の吹雪もプレーンすぎて、なぜこのキャラクターが主人公なのかという説得力を欠き無駄に優遇されている嫌なキャラという感じになってしまったのもかわいそうでした。
他にも艤装のギミックや戦闘描写、改二のなりかたなどが雑というか考えられていない感じがあり、原作ものにあるファンの期待に応えない/上回れていないのがもったいなかったです。
続編決定とのことですが、これほど続編が望まれていない作品も珍しいですね。
次があったら座組とコンセプトをしっかり練ってからやったほうがいいでしょう。
終始、支離滅裂で下手くそなフィルムでした。
さして面白くもなくテーマ性も新しくもない話を、複雑にして整理もしないまま形にして最後には投げ出したようなアニメです。
総監督曰く、「情報を詰めすぎた」とのことでしたが、「新しいデザインは必ず単純な形をしている。人間は考えることができなくなると、ものを複雑にして堕落してゆく」という名言がそのまま当てはまっています。
いろいろなところのピントがずれていて、ミノフスキー粒子とお肌のふれあい会話とユニバーサルスタンダードの説明は何回もするくせに、世界観についての説明は不足していました。世界観を説明するにしてもセリフでだらだらと説明するという具合で、わかりにくく面白くもなくおよそ具体性を得ないような作りです。ビジュアルでだしたり、物語の展開に組み込むほどの世界観が設定されていないんでしょうけどね。
ギミックなしのだらだらとしたつまらないプロットに過去の焼き直しと古臭い演出、説明セリフだらけのどうしようもない脚本、魅力もなく何を考えているかさっぱりわからないブレたキャラクターたち、ただ出てくるだけのMS、こんな構成要素で毎週取ってつけたような展開をされたらカタルシスもなくて納得もできないどうしようもない作品になります。
人がやらないことをやっていること、よくあるパターンは避けたとのことでしたが、人がやらないには理由があるし、よしんばそれをやるにしても力量が足りていませんでした。
やりたいことをしっかり考えないまま、自分だけが分かったつもりで作られているので、作品の内容を理解するためには総監督の思考をエミュレートしないといけないというのはいかがなものでしょうか。
またターゲットも子供に見てもらいたいとのことでしたが、男児・女児向けのアニメや特撮のほうがしっかりと作ってあり市場規模も大きく品評の目が厳しい市場なので、この出来では 視聴対象にはなりえないという印象です。
リアルなキャラクターなどと言うならドキュメンタリー映画でも撮ればいいんじゃないでしょうか。
という感じでクソアニメGPはGのレコンギスタでした。
やはり昔とは違ってアニメも製作方法や物語構築がいろいろ進化しているんですねー。
今クールのレビューは今やっています!(蕎麦屋の出前状態)