2017年夏アニメ(3Q) まとめ
秋ですね、今年ももうすぐ終わります!はい死んだ!
というわけで全部発売したわけではないですが売上から
18,235 戦姫絶唱シンフォギアAXZ
13,649 活撃 刀剣乱舞
*5,637 プリンセス・プリンシパル
*4,750 最遊記 RELOAD BLAST
*4,424 NEW GAME!!
*2,654 RWBY Volume 1-3: The Beginning
*2,002 はじめてのギャル
*1,637 ひとりじめマイヒーロー
*1,534 異世界食堂
*1,418 ゲーマーズ!
*1,324 異世界はスマートフォンとともに。
*1,304 バチカン奇跡調査官
**,811 地獄少女宵伽
**,394 捏造トラップ -NTR-
**,289 ナナマル サンバツ
**,212 セントールの悩み
**,191 潔癖男子!青山くん
**,*** 時間の支配者
ネット配信や海外配信の関係でBOX売りなどが増えてきたせいで、指標としてはかなりダメになってきたものの、やはり信仰心を図るなら円盤売り上げということで。
シンフォギアはライブチケット抽選券付きなので2巻以降の売り上げの落ち幅がどれくらいかが勝負ですね。刀剣は1巻4000円CD付きなので数字を出しにきた印象。
プリンセス・プリンシパルはオリジナルでこの数字はかなり立派。最遊記は10年ぶりなのに信仰心がすげー!NEWGAME!は2期でこの数字は立派という感じですね。
全体的にこのビジネスも変わり目なのでここ数年でどう移り変わるのか楽しみですね。
今期の良作紹介
ガールズスパイアクション。
世界観もキャラも時系列シャッフルができるくらいしっかり作りこんでいた良作でした。
スパイの駆け引きやアクションやキャラの関係性が楽しめるしっかりとしたエンタメです。
特にスパイは嘘つきという導入の1話、スパイの駆け引きが楽しめる2話、ちせの剣戟アクションが冴え渡る5話など序盤にキャラ紹介とつかみの話を置いておいて、後半にアンジェとプリンセスの関係性がクローズアップされる話を置いているのでシリーズ構成の良さが光りました。
その代わりノル公ことノルマンディー公やガゼル、ゼルダあたりとは因縁が残ってるし、プリンセスの決心などいろいろやり残している話があるので2期はやく!中の人たちも渇望してますよ!
街起こしご当地アクションヒロインもの
ステージを成功させる!そのためにこんな人材が欲しい!こんなことがやりたい!というのがしっかりしていたので、どの回も無駄がなくやるべきことをきっちりやった作品でした。
特撮パロを入れつつしっかりとした作品になってるのは、監督・脚本・プロデューサーがしっかりしているからだろうなー。
あまり見た人はいないと思いますが、特撮好きや舞台ものが好きならおススメできる作品です。
普通の人向け今期No.1
いい冒険&ボーイミーツガールものでした。
残酷で美しい世界観がきっちりと描かれているし、緊迫感がすごかったです。
ただねぇ、痛そうなのとグロが苦手なのでねぇ・・・
とりあえずTRPG向きなのでどっか出そうぜ!
ゲーム開発お仕事ものの2期
今回はわりと人間関係に悩んだり人間関係に悩んだり悩んだり・・・
社会人って大変だよね。管理も大変だよね。
新キャラがうざいけど、うざくないと話がかき回されないからしょうがないよね。
とりあえず新作ゲームが完成してよかったです。
まさかねねっちがここまで有能になるとは・・・
コンシューマーゲームが全盛期の世界ですが、スマホゲームを開発するようになったら
つらみが増しそうw
このあたりも良作よ
ラブコメの基本はすれ違い!
これはオタクにありがちなコミュニケーションが少ないのと想像力が高すぎることですれ違いが生まれるのに納得しました。
まぁやりすぎると飽きるのでいいタイミングで終わったかなーと思います。
君よりも他の子のほうがヒロインしてたよね・・・うん
RWBY Volume 1-3: The Beginning
EP5も決定している話の再編集版。
いろいろカットされてつなぎが?になってたりしましたが、だいたい分かるのでよし。
アクションシーンがかっこよくてよいですね。
美少女カイジ的な賭けバトル
後半に行くほどキャラが狂ってきて声優さんの力量が試される素晴らしい作りでした。
こういう話は演出が上手いといいですね。
最終回がどうなるかと思いましたが、影が薄い主人公を目立たせたアニメオリジナルの話にしたのもいい〆でした。
あの1話のホモチューンはなんだったんだ?となるくらい真っ当なスポーツもの。
キャラもいい感じに掘り下げらたしプライドや若さみたいなのがきっちり出てたのがよかったです。
反面、 飛び込みというスポーツは一瞬なので、演出が難しいというのも感じました。
ギャルラブコメ
原作がぜんぜんないにもかかわらず、きっちりとそれっぽい話にして終わりました。
原作ではあまり描かれていない友人もいい味を出していましたね。
しかしロリの人の説得力はやばい。ぜったいにモデルがいるに違いないです。
出てくるヒロインたちがみんなギャルなので「敵も味方もガンダムなんか」みたいな感じがしていたのも事実。
やはり毛色が違うキャラって大切ですわー。
クオリティーが高かったし、キャラの数もちゃんと押さえて掘り下げていたし、アクションがかっこよかったしで押さえるべきところを押さえた良作でした。
ロリ!バンド!恋愛!
押さえるところを押さえた良作。
もうちょい予算があれば演奏シーンを頑張れたのかなー。
でも演奏シーンよりロリのえっちなシーンのほうがファンは喜ぶだろうしなー。
PAのお仕事もの
町興しというふんわりとした目的のせいで、どうにも面白くなりきれなかった感じ。
キャラも話もある程度やるべきことはやってるんだけど、目的がふんわりしているせいで場当たり的な感じがでちゃうのが原因ではないでしょうか。
キャラも大人しかったしいろいろもったいない作品でした。
カッツ&マジックという感じですごい勢いで原作を消費しましたが、ライバルがでてくるところまでやりたかったのが分かったので納得しました。
大艦巨砲主義が終わると困るから飛行機を滅ぼす的な感じで、ロボット最強軍事ドクトリンを維持するために腐心する主人公のまっすぐなロボオタクっぷりのブレなさは素晴らしいと思います。
ロボもたくさんCGで起こしたしバトルもたくさんしたのでがんばったなーという印象。
異世界で洋食屋で大繁盛!
常連客が同じ料理しか食べないので、毎回そこが気になりました。
常連客同士の人間関係が深まり始めたところで終わっちゃったので、
これからという感じ。
一応店長の出自とかを明かして終わってくれたのはよかったなー。
いつもの地獄少女でした。
後半は再放送だったのでさらにその印象がw
クソアニメGP夏!
>神話の出だしだと思えばわりと普通だねという結論になりました。
という話なので虚無とかなんか言ってもしょうがない話。
>あとは天敵の存在と現世に戻るオチさえつけば完璧だね!
原作では戻ったらしいので、神話説は間違いではなかった!
お前たちは俺の翼だ!
原作が終わっていないのでしょうがないのですが、途中から話がぐるぐるしちゃってたし主人公はアレだしでけっこういらいらしちゃうダメパターン。
あとこの制度を作った国は滅べ
歌と勢いだけで押し切るシリーズ4弾
なんか歌うというよりがなるという感じになっちゃって耳が楽しくなくなり、キャラも増えすぎたし、話も新鮮味がないしみたい感じでした。
売れているので5期もこんな感じなんだろうなー。
世界観を作るのが下手な人が、なぜか現代風刺をしようとして設定のアラだけが気になる話。
そもそも4つ足とか羽付きが文明を作ったら現代と同じようにはならんだろ?
人間がいなくなった後のポストアポカリプスもので、異種族がひしめき合うような世界観だったらたぶん面白かったんだろうなーと思いました。
世界観とキャラでやりたい事があっていない!
最後のシーンがやりたいのは分かるんですが、主人公のニーナちゃんが世界とあまり関わりがない子なのでただの恋愛脳が引っ掻き回しているようにしか思えないのが可哀想。
アクションとかバトルとかじゃなくてやりたいのは恋愛だったんですね。
前作とやりたいことが違うならキャラをバッサリ変えればいいのに、前作のキャラが
いるのでいろいろ期待しちゃいました。
しかし脚本家がやりたいことをさっぱり分かっていない人ということが分かったので、お金をかけたハイクオリティーな駄作となりましたとさ。
『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』リレーインタビュー第3回 脚本・大石静「実写でもアニメでも、脚本を書く上では何も変わらない」 | ダ・ヴィンチニュース
原作からしてやりたい事と出来る事が乖離しているので、アニメになってもまともになるわけがありません!
頭のいいキャラの頭脳バトルはできる人がやりましょう。
企画からやり直し!
打ち切りの女神川島芳子が出てきて打ち切りになっていたほうがよかったですね…
大半のキャラクターはいらなかったし、承認力も後半は特にいらなかったし、伏線をはったとキャラクターが言えばいいらしいし、どんどん物語の説得力を自分で捨てていく感じがありました。
そもそもいろいろな世界からキャラクターを呼ぶにはキャラクターのバックボーンをきちんと紹介しないといけなかった気がします。2クールあるならディケイドのように主人公一行がその物語に行って旅をする1クールにして2クール目で世界の危機を救うとかすればダレも少なくキャラも生きたのではないでしょうか。
話的には最後の1ギミックをやりたかったのは分かるのですが、死んだ女性を生き返らせて精神攻撃に使うというのはなんとも趣味が悪いし、「おまえーあの子の何がわかってるんだよー」的な気分になったし、電車最強!なのはカタルシスがないしで、なんとも尻すぼみな感じです。
ひょっとするとマンガとか小説のなら楽しめる話なのかもしれませんが、アニメだといろいろ向いてませんでした。
たぶんマンガの巻末の作者とキャラの掛け合いがやりたかったんだろうなー。
とりあえず初めてアニメの脚本をやる人はプロデューサーサイドがしっかりサポートをしてあげたほうがいいと思います。
アニプレのプロデューサーさんは同じことをなんどもやって失敗しているので、そろそろやり方を変えたほうがいいかと。
なんにせよ、アニメという媒体の難しさが詰まった作品でした。
ちなみに一番面白い回は総集編という稀有なアニメでもあります。
というわけで大量のリソースを使っているにもかかわらず企画が練りきれていないレクリエイターズが今期のクソアニメ優勝者でしたー。